支部長紹介

ごあいさつ

 初めまして。極真会館岐阜支部支部長の伊藤慎です。

 何の取り柄も無く平凡な自分を何とか変えたい、自分に自信を持ちたいという一心で、当時「極真だけはやめておけ。ただじゃすまないぞ」という周囲の声も逆に自分を奮い立たせる材料となり、大学入学と同時に多数の強豪選手を輩出している名門、極真会館京都支部の門を叩き川畑幸一師範の弟子となりました。

 実際極真空手を始めてみて、稽古は確かに厳しいものはありましたが、この厳しさこそが自分が望んでいたものだと、期待通りの厳しさがとても嬉しく感じられ、最初の頃は稽古についていくだけで精一杯でしたが、強い先輩たちに憧れ、自分もいつか先輩たちのように強くなるんだ!という気持ちでとにかくがむしゃらに毎日のように稽古しました。

 そのような毎日を送る中で、自分の弱さと向き合い自己嫌悪を抱くことも多く、試合に負けて肉体的にも精神的にも打ちのめされたりすることも何度もありましたが、それでも強くなりたいという一心で稽古を続けているうちに、気が付けば入門した時とは比べ物にならないほど身体は逞しくなり、徐々に大会でも結果を出すことができるようになりました。

 昔はとにかく試合で勝つことを目標に空手を続けてきました。しかし続ければ続けるほど空手の持つ奥深さに惹かれ、探求心が沸き起こり、更に深く追求していこうという気持ちが強くなり、今は試合の強さとは違う「強さ」を求めて稽古を続けています。

 また空手の稽古を通して身につけた向上心、自制心、克己の精神はそのまま日常に活かされなければ意味がないと強く感じています。現在では試合の強さのみならず、「道」として空手を追求する楽しさ、やりがいを多くの人に知ってもらいたいという思いで指導に当たっています。

 ただ一つのことに打ち込み、生きていく上での心の芯となるものがあるのは本当に幸せなことです。

 「極真空手のお蔭で人生が豊かになった」と言っていただけるのが私にとっての最大の望みです。

 私たちと一緒に極真空手をやりませんか?

 あなたにお会いできるのを楽しみにお待ちしております。

 

伊藤 慎 主な経歴

  • 1972年 11月3日生まれ
  • 1992年 立命館大学入学と同時に極真会館京都支部に入門
  • 1998年 第1回ワールドカップ(パリ開催)に日本代表選手に抜擢される
  • 1998年 第15回全日本ウエイト制大会軽量級4位
  • 1999年 第16回全日本ウエイト制大会中量級2位
  • 1999年 第7回全世界大会 日本代表
  • 2000年 極真会館総本部に移籍 本部指導員となる
  • 2000年 第32回全日本大会(無差別) 6位入賞 技能賞獲得
  • 2002年 第19回全日本ウエイト制大会中量級優勝
  • 2002年 第2回ワールドカップ(ブラジル開催) 日本代表
  • 2003年 第8回全世界大会 日本代表
  • 2004年 岐阜支部長就任

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