近年、子供の習い事ランキングで空手が上位に入るようになりました。
1位 水泳
2位 英語・英会話
3位 ピアノ
4位 書道
5位 学習塾・幼児教室
5位 体操
7位 サッカー
8位 そろばん
9位 空手
10位 その他スポーツ ※某2020年度子ども習い事ランキングベスト10
また子どもだけではなく、大人の方でも最近では女性やシニア男性の方の入会者が増えてきました。
なぜ空手がこのように人気があるのでしょう?
空手ではどんな時でも姿勢を正しくすることが求められます。適度な緊張感の中で姿勢を正すと、精神的にも肉体的にも最も集中力を発揮できる準備が整います。
また、その理想的な状態を維持するにはある程度の忍耐力が必要となります。子どもにとって姿勢を正したまま緊張感を保つのは、慣れていないと苦痛に感じることもあるかもしれません。だからこそ空手道場のような場が必要とされているのではないでしょうか。
お子さんが空手を習い始めてから学校の成績が上がったという声をよく聞きます。これも空手の稽古がもたらす集中力UPの効果を表していると思われます。
空手は全身運動です。他のスポーツであれば右利きの人は右手ばかりを使い体に偏りが出やすいですが、空手の場合は左右対称、また上半身下半身を満遍なく使います。
また古来から伝わる伝統的な身体操作で年配の方でも無理なく技を習得することができます。
呼吸法なども併せて動作しますので内臓からインナーマッスルにまで刺激が加わり、シェイプアップにも効果が期待できます。
空手の稽古は「礼に始まり、礼に終わる」と言うように礼儀を重んじます。
感謝の気持ちを持たない者は本当の意味で強くなることはできません。
「稽古をする道場に対する感謝の気持ち」
「教えてくれる先生に対する感謝の気持ち」
「一緒に稽古する仲間への感謝の気持ち」
「戦った相手への感謝の気持ち」
「送り迎えしてくれる親御さんへの感謝の気持ち......」
これらの感謝の気持ちは礼儀作法という形で表します。たとえ最初はそこに心が伴っていなくても、空手の稽古を何年も積み重ねていく内に、心を伴った本当の礼が自然に身についていきます。
極真会館岐阜支部では稽古だけではなく、数々のイベントも行っています。
合宿、バーベキュー、滝行、クリスマス会など、、、日ごろ一緒に稽古する仲間と楽しいひと時を過ごす時間は、道場に通う上でのモチベーションアップにつながり、また掛け替えのない思い出にもなります。
「空手は個人競技」というイメージが強いかもしれませんが、仲間との結びつきが強ければ強いほど、苦しいときや悩んでいるときに一緒に乗り越えて行くことができます。
是非こういったイベントに積極的に参加して仲間との絆を深めていってほしいと思います。